平成16年5月31日、日本にいる動植物の細胞や大気中の物質を冷凍保存する国内最大の施設が茨城県つくば市の国立環境研究所に完成した。名前は「環境試料タイムカプセル棟」液体窒素を使ってマイナス160度の低温で動植物の細胞を冷凍保存する。将来、クローン技術などを使って絶滅のおそれのある動植物をよみがえらせることが期待されている施設で、すでに100種類余りの細胞が保存されている。その中には絶滅危惧種ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコ、トキなどの細胞も含まれている。命をつなぐタイムカプセル。
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