いま、やっかいな害虫が増えている。インバウンドの増加に伴い、被害相談が急増中なのがトコジラミ。さらに蚊も進化していて理化学研究所の佐久間知佐子氏は、殺虫剤が効かない蚊がどんどん増えているという。佐久間知佐子氏は、今年6月に発表した論文で、蚊に満腹感を与えて吸血を止めさせる物質を世界で初めて特定した。フィブリノペプチドAは、蚊が吸血するときの刺激でヒトの血液から生成され、蚊に一定量が蓄積されると満腹を感じ吸血を停止する。そしてレーザービームで害虫を退治する先端技術も生まれようとしている。
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