物価の上昇で消費者の節約志向が高まる中、流通大手がプライベートブランドの増量や値下げを始める。イオンは今日から順次プライベートブランド「トップバリュ」のチーズや菓子パンなどおよそ100品目で価格を据え置き、内容量を増やす実質値下げを数量限定で行う。来月中旬からは一部商品の値下げもする。生活用品を扱う自社ブランドでもポットや敷きパッドなど26品目を値下げするという。原材料の調達や店舗への配送等でコストを抑制したという。スーパーやコンビニではセブンイレブンが手ごろな価格の商品を増やすなど、自社ブランドを活用して消費者の志向に対応する動きが相次いでいる。