アメリカの気象当局は今月3日に世界の1日の平均気温が17度をこえ、観測史上最高を記録したと発表。アメリカの国立環境予測センターによると今月3日に観測された世界の平均気温が観測史上最高の17.01度を記録。これまでの最高記録は2016年8月の16.92度で、17度を超えるのははじめてだ。さらに今月4日には17.18度を観測し、2日連続で過去最高気温を更新。ロイター通信によると、北アフリカやアメリカのテキサス州などで50度近くまで上がったほか、現在冬を迎えている南極大陸でも一部で7月としては過去最高の8.7度を記録するなど世界的に異常な高温となっている。専門家は、気候変動に加え異常気象の要因となるエルニーニョ現象が発生したことで高温に繋がったとみられるとしている。