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「トメアス(ブラジル)」 のテレビ露出情報

地球の肺ともいわれるアマゾンを28年にわたって撮り続けている写真家・渋谷敦志さん。これまで110か国を取材してきた渋谷さんはアマゾンに特に強い思いを抱いている。2年前、衝撃的な異変を目の当たりにしたという。渋谷さんが訪れた、おととし10月は過去120年間で最も低い水位を記録。多くの船が打ち上げられていた。アマゾンで起きている干ばつは地球温暖化による気温の上昇そして、森林伐採で保水力が失われそれにより、雨量が減っていることが原因とされている。我々が食べる鶏や豚の飼育に使われる飼料の大豆がアマゾンの森を切り開いて作られているという。
写真家・渋谷敦志さんはアマゾンで起きていることを日本で伝える活動も行っている。そんな渋谷さんがアマゾンに魅了されたきっかけとは。1997年2月、大学生の時にブラジルへ留学。最後にアマゾンを訪ねた時、「アマゾンなしに地球環境は語れない」という思いが芽生えた。これが渋谷さんの原動力になっている。そして、今月もアマゾンへ。日本出発から6日後ようやく目的地に到着した。ブラジル北部に位置し多くの日本人、日系人が暮らす街トメアスで、渋谷さんが取材したかったのが農業支援を行う小長野道則さんの取り組み。小長野さんは2歳の時に一家でブラジルに移住。現在は現地の人に「アグロフォレストリー」と呼ばれる農法を教えている。アグロフォレストリーとは農業と林業を組み合わせた造語。森林伐採や焼き畑で荒れ果てた土地に樹木を植え森を管理しながらその間の土地で農作物を栽培する農法のこと。この農場では、アサイーやカカオ、アマゾン原産のフルーツ、クプアスなどを再生させた森の中に植え栽培している。森を再生させながら現地の人たちの収入の安定にも寄与している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月23日放送 0:35 - 1:25 NHK総合
アマゾン“消失”の衝撃 〜COP30 熱帯雨林を守れるか〜(アマゾン“消失”の衝撃 〜COP30 熱帯雨林を守れるか〜)
気候変動対策会議「COP30」を開催するブラジル。人口2億人以上の新興国として目覚ましい経済発展を遂げてきた。ブラジル出身の科学者カルロス・ノブレはアマゾンの熱帯雨林が消失する危機にあると訴える。アマゾンの熱帯雨林は光合成で膨大なCO2を吸収しして、炭素貯蔵量は1500億~2000億トン。世界の温室効果ガス年間排出量の10年分以上に相当する。全生物種の10%[…続きを読む]

2025年11月17日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代#5070 現地ルポ・アマゾン消失 “地球の裏側” 日本にも影響が
9月、アマゾン東部の農家を訪ねた日本の大手食品メーカー。今、取引先のカカオ農家の収益性向上に取り組んでいる。チョコレートの需要が高まる中、カカオ畑の開発も世界の森林破壊の一因だとされている。そうした中、カカオの殻を再利用する技術を生産者に提供。収益性を高め、森を維持しながら暮らせるようにするのが狙い。

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