- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆 柯隆
オープニング映像と出演者によるオープニングの挨拶。
東京財団の柯隆さんは、日中関係の悪化について残念だが、いずれ起きることだろうなと認めなければならないと話した。台湾有数をめぐる高市首相の国会答弁。翌日に中国の総領事が汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない、などとSNSに投稿。高市首相は答弁は従来の政府の立場を変えるものではないと強調している。中国側は自国民に日本への渡航自粛を呼びかけ、日本産水産物の輸入を事実上停止。先月18日、外務省の金井アジア太平洋局長は中国外務省の劉勁松アジア局長と協議した。その際に劉勁松アジア局長は両手をポケットに入れたまま厳しい表情を崩さなかった。24日には習近平国家主席がトランプ大統領と電話会談し、台湾の中国への復帰は戦後の国際秩序の重要な要素だと主張したという。翌日には高市首相もトランプ大統領と電話会談をし、最近の米中関係について説明を受けた。中国の王毅外相は27、28日にフランスとイギリスの高官と相次ぎ会談をし、台湾問題で中国の立場への支持を求めた。
台湾有事をめぐる高市首相の発言について、柯隆さんは中国は触れてほしくなった、国会答弁でのことで反発せざるを得なくなった、答弁そのものも問題だがその前の日中首脳会談で高市首相が習近平首席 に新疆ウイグル自治区の人権問題について深刻な懸念を伝えたことにも反発しているのではないかと指摘。
台湾有事をめぐる高市首相の国会答弁の前、10月31日に日中首脳会談があった。柯隆さんは戦略的互恵関係など前向きにな会談だとされているが、会談では新疆ウイグル自治区への懸念を伝えたことでギャップが大きかったのではないかという。11月1日には高市首相はAPECの台湾の代表と会談したことも中国側からすればおもしろくなかったこと。柯隆さんはこれまで曖昧にしてきた台湾有事の話が今回はっきりしてしまい、中国は日本に対する制裁まで行うことになったと話した。
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- アジア太平洋経済協力高市早苗
中国外務省は渡航を控えるよう呼びかけ、日本産水産物輸入再開をめぐり追加対応を要求している。中国でのイベントが中止・延期となっている。吉本新喜劇、浜崎あゆみ、ゆずの公演が中止となり、JETROのセミナーは20以上が中止・延期となっている。柯隆さんはこれらは台湾有事とは全く無関係で本来なら中止してはいけないが、中国の制裁は抑止的にやっているように思う、反日デモはしておらず不買運動も起きていないと指摘。
日中関係の悪化、解決策はあるのか?という視聴者からの声を紹介。柯隆さんは今後は日本人の渡航ビザ免除措置が停止されてしまうと日本企業にとって不便になる、中国に滞在している日本人が人質にとられた場合は高市政権にとっての圧力となる、これらは中国にとってもリスクとなると指摘。
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柯隆は日中関係の収束の見通しについて、簡単には改善しないと思う、高市政権が発言を撤回しないと中国に伝えているが、中国側も下がれず平行線のまま、トランプ大統領がどういう発言をするのかがポイントだという。高市政権へ高い支持率がいつまで続くかも重要だという。柯隆さんは発言を撤回しないまま、解釈を変える可能性はあるとした。
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番組では皆さんの声を募集中。
ロシア・モスクワで行われたイベントでAI搭載の人形ロボットがデビューしたが、転んでしまった。スタッフが助け起こそうとするがうまくいかなった。
アメリカでオークションにかけられたのは「スーパーマン」のコミック本の第1巻。1939年に出版されたこのい本はカリフォルニア州に住む兄弟が亡くなった母親の家を片付けていたときに見つけたという。落札額は14億円超え、コミック本としては史上最高値となった。
半世紀以上前にフランスで生まれた4色ボールペン。国のトップから小学生にも大人気。誕生は1970年、実業家のビック氏が発明し、盛大に売り出した。今では色だけでなく新たなデザインの商品もありコレクターの注目アイテムになっている。
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先週まで開かれていた東京2025デフリンピック、世界81の国と地域などから参加した選手が12日間の熱戦を繰り広げた。大会に出場したウクライナの陸上選手、アナスタシア・シドレンコ選手は19歳ではじめてデフリンピックに出場し、これまで4つのメダルを獲得。2022年2月、ロシアによる軍事侵攻がはじまった。空襲を知らせる警報の音が聞こえないシドレンコさんは状況が分からず不安を募らせていったという。前回のデフリンピックは侵攻開始の2か月後に開幕をひかえ、ウクライナの選手の多くは練習や渡航費の工面で困難に直面した。そんなときにシドレンコさんにメッセージを送ったのが陸上の日本代表・岡田海緒さん。2人は表彰台を争うライバルだった。岡田さんはオリジナルのTシャツを販売し、売上をウクライナチームの渡航資金に充てる活動を開始した。支援の結果、ウクライナチームの大会出場が実現し、シドレンコさんは2つの金メダルを獲得した。東京2025デフリンピックでシドレンコさんは岡田さんと再会。2人が出場する1500mのレースにはもう1人軍事侵攻に翻弄された選手がいた。ロシア出身のユリア・アブビア・キロワさん。軍事侵攻を理由に前回大会には出場できなかったが、今回は国の代表ではなく中立な立場の個人としての参加が認められた。侵攻後初めて3人が出場したレース、アブビア・キロワさんが金メダルを獲得、シドレンコ選手は6位、岡田選手は8位となった。
アグロフォレストリーとは農業と林業を組み合わせた概念のこと、木を含む異なる2種類以上の農作業を一緒に育てるとされている。森を維持しながら農業を営み収入を得ることが重要。COP30の期間中に繰り返し行われた森林保全を訴えるデモ。ブラジルのルーラ大統領は貧困の解消を進めることが重要だと訴えた。アマゾンの南西部では地域に暮らす先住民族がえアグロフォレストリーに取り組んでいる。森を守りながら生活の糧を得るために選んだのがカカオの生産。ブラジル北部にあるトメアス、COP30の期間中に世界各地の専門家・農業関係者などが視察に訪れていた。アグロフォレストリーに取り組む小長野道則さんは2歳のときに日本からブラジルに移住した。農場では15種類以上を栽培している。トメアスのアグロフォレストリーが評価されているのは環境の保護と経済性を両立させたことにある。小長野さんは荒れていた土地を10年以上かけ森の機能を回復させ、カカオやアサイーなどを栽培してきた。この取り組みは日本からの移民の苦難の歴史の中で生まれたもの。1929年、トメアスに189人の日本人がはじめて入植、荒れた土地でマラリアなどと闘いながら開墾、1950年代にコショウの単一栽培に乗り出したが、病害に見舞われ貧困にあえぐことになった。小長野さん一家も厳しい生活を余儀なくされた。小学5年生で学校をやめ、土日も休まず働き続けた。その後、トメアスの日系人たちは自給自足で栽培する先住民族の営業みにヒントを得て、病害・価格変動などのリスクにも対応できる作物の組み合わを求めて試行錯誤を繰り返した。日本からの後押しもあり、生産した果物に付加価値をつけることができるようになった。国際市場にも販路を拡大できる体制が整えられ、小規模農家も経営が安定するようになった。今では持続可能な農業として世界から注目されるようになった。
トランプ政権はベネズエラに対して軍事作戦も辞さない構えを示していて、先月21日の電話会談ではトランプ大統領がマドゥーロ大統領に1週間以内に辞任してベネズエラを離れるよう要求したとも報じられている。首都で演説したマドゥーロ大統領はこれからもベネズエラを守り続ける覚悟だと述べた。辞任を拒否しトランプ氏をけん制したかたち。
国連の来年予算の修正案が提出された。修正案は人員の2割近い削減を通じて、予算規模を今年と比べて15%余り縮小させている。
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国際報道2025の次回予告。フィンランド世界初“核のごみ”最終処分場。
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エンディングの挨拶。
「NHK歳末たすけあい NHK海外たすけあい」のお知らせ。受付期間は12月1日~25日。
