車の安全性能検査の不正で生産を停止しているダイハツ工業に、新たな不正が見つかった。国交省は年末からの立ち入り検査で新たに14件の不正を確認したと発表。これまでに国内で156件の不正が見つかっている。特に悪質であると確認した3車種については、大量生産に必要な「型式指定」を取り消す方針だ。「グランマックス」「タウンエース」「ボンゴ」だ。トヨタの佐藤恒治社長は、現場に踏み込んでやっていくべきところがあったという。踏み込めなかったのがこの事実を生んだとのこと。またダイハツの今後について佐藤社長は、1か月後をめどに再発防止策を策定し、経営の体制も見直していくべきだと述べ、役員の刷新と事業領域の見直しも検討する方針を明らかにした。