きょう3社は特徴のあるエンジンを発表した。トヨタが新たに開発すると表明したのが電動車のためのエンジン。プラグインハイブリッド車などは、これまでエンジンが中心で電動モーターは補助的な位置づけだった。しかし、新たに開発するものは、この位置づけを逆転させる。背景にあるのは環境規制。ヨーロッパでは新たな排ガス規制が2030年以降に始まる予定。自動車メーカーは、こうした規制への対応が求められてる。エンジン、電動を組み合わせた取り組みなら日本のものづくりの総合力が活かせる。一方、日産、ホンダはEVに力を入れてる。ホンダは2040年に発売する新車をすべてEVや燃料電池車にする方針で”脱エンジン”を宣言してる。ただ、トヨタはきょう、バッテリーEVも本気だと、改めて全方位戦略を強調していた。長江記者は、「電力や燃料などのインフラがどう変化するかまだみえない。当初の想定よりもEVシフトのペースが遅くなってる中、自動車メーカーの体力勝負様相が強まってる。」と話した。