来週世界ラリーの最終戦ラリージャパンが開催される。1年間、日本のトヨタと韓国のヒョンデが激しいチームタイトル争いを繰り広げている中、両者が手を取り合ったイベントが韓国で行われた。「世界が1つになってモータースポーツを盛り上げていきたい」という思いでメーカーの垣根をなくしたという。トヨタ・豊田章男会長は「もっともっと若い世代の人達に世界を目指せる環境をつくるのが役割」と語った。その思いでトップレベルを目指す若者たちが乗れる世界基準のラリーカーを開発。すでに海外では、そのマシンでラリーに挑戦するドライバーが続々と生まれている。日本国内でも次の逸材を発掘するべく若手育成のための大会「モリゾウチャレンジカップ」を開催。イベントでは豊田会長自らもハンドルを握った。世界ラリージャパン日本大会「ラリージャパン2024」は21日から、愛知・岐阜で開催。