北群馬郡にある「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」はプロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選で26年連続入選し、年間約40万人が来場する。3万点の展示物は横田館長が1人で集めたという。個人経営の博物館集客数で全国一。館長は元大工で子どもの頃を再現した昭和レトロコーナーは自分で作ったという。館長が大好きなプロレスコーナー、平成コーナー、テディベアコーナーなどがある。300万円のテディベアも展示されている。最も力を入れているのが大衆車コーナー。ダットサン、MINIなどクルマ好きの館長が世界中から集めたお宝が100台以上展示されている。一番のお気に入りは昭和42年に発売されたトヨタ2000GT。1億円以上の価値があるという。平成6年のオープン以来、黒字経営を続け展示品を増やしている。館長は年商10億円の建設会社を経営していたが、39歳の時に廃業して博物館経営を始め、全国の骨董市を回って買い集めたという。怖さはゼロだったと語った。3万点の展示物の中で最も思い入れがあるのが福松人形。日本に9体しかないと言われ、1000万円で購入したという。