沖田さんは長年板金加工の職人をしていて、その仕事は全国の愛好家かから支持を集めるデコトラパーツ専門の板金加工。安芸高田市甲田町にある工房には全国から注文を受付その予約は1年先までいっぱいだという。原点は小学校から自転車を改造するデコチャリ製作。その後菅原文太さん主演のトラック野郎でデコトラの魅力に引き込まれたという。高校生の時に初めてのトラックの幸福丸を購入し今も大切な相棒だという。高校卒業後に板金店で働く傍ら、趣味でデコトラパーツの製作を続けていたが手作りのパーツが評判を呼び、90年代後半からはデコトラ専門の職人に。業界誌の出版社から声をかけられ、沖田さんが製作したデコトラや、工房の歴史などをまとめた書籍も出版された。しかしデコトラに対する世間の印象は必ずしも良いものばかりではなかったという。そのイメージを変えたいと去年には地元でチャリティー撮影会を行った。沖田さんの呼びかけで全国から120台が集結。全国から120台が集結し3000人近くが撮影に訪れた。また交通事故の削減に貢献したいと事故や犯罪の被害者を支援する団体に寄付するための募金活動も実施。一日に20万円あつまり、警察を通じて団体に寄付された。