衆議院では与党が過半数を割り込む中、自民党の税制調査会が来年度の税制改正に向け幹部会合を開いている。国民民主党は自民党と協議する新たな経済対策についての議論を進め、「103万円の壁」を周り意見がかわされた。国民民主の議論では103万円の壁やエネルギー対策、能登半島の復興を加速させる支援策などについて議論が行われた。自民党の税制調査階でも103万円の壁やトリガー条項など国民民主の主張する項目についての議論を行っているが、社会保険料負担に係る106・130万円の壁のほうが課題ではないかとの声も聞かれている。特別国会の会期を巡っては与野党の折り合いはついておらず、与党は石破首相の日程もふまえ14日までの4日にすることを提案しているが野党側はこれを受け入れていない。17ある常任委員長の割り振りについては今日の協議会では議論となっていない。