みずほ証券・山本雅文さんの解説。山本さんは「少数与党というのは30年ぶりということで非常に分かりにくい。103万円の壁とかトリガー条項撤廃、そういうものが中心だがその後はどういう政策が優先されていくのか、もし国民民主党がキャスティングボートを握る状態が続くのであれば同党が掲げている高圧経済、積極財政と金融緩和。やっぱり金融緩和の場合というのは円安になる圧力がある。最近は一般国民が円安によって景気や株価が上がるからポジティブだというような歓迎するような時代は終わったと思っている。円安誘導は悪手なのではないかと思っている。アメリカの日本株投資家の話を聞いてみると日経平均との関係で見ると円安で上がるという面はあるが、円が下がり続けると目減りするので投資しにくいという意見もあった」などと述べた。