ひげガールのベルと椋美SuperがOPULENCEへ。まずは日本代表チームが練習しているダンススタジオへ。TOKYO Queens,Dancersのメンバーは新宿二丁目で活動するゲイや女性ダンサー。そのリーダーはヴェラ・ストロンジュ。前回の大会では海外のクイーンにひけをとらないパフォーマンスを披露した。ヴェラは今回も厳しい闘いになると答えたが、今回も新たにルポールのドラァグ・レースから優勝経験者らがやってくるという。今回は強力な新メンバーが。ラビアナ・ジョローは一流企業のサラリーマンでありながら、5年前からドラァグクイーンを始めたが体毛を生かしている。クイーン界では男性的な要素は毛嫌いされるが、あえてそれを強調する次世代のドラァグクイーン。ヴェラは今回ラビアナに演出やバックダンサーも任せたという。
ラビアナは今回衣装を第一形態、第二形態を変化させる。クイーン界では露出の多いセクシー系や可愛い系、ゴージャス系にわかれるが、今回はどれにも属さない唯一無二の衣装で勝負するという。一般的なクイーンは自ら製作するが今回は知人に発注した。LGBTQのレインボーフラッグをモチーフにしたドレスにするという。数日後、その衣装が出来上がりラビアナがメンバーにお披露目した。本番まで残り2週間という時に、ラビアナがダンスレッスン場におらず。ラビアナは急遽仕事の都合で海外出張に行ってしまったという。ラビアナはTENGAの営業マンだというが帰国は本番の5日前。第二形態の振り付けができていない状態でダンサーもそのセンターの不在に不満を漏らした。そして本番5日前にラビアナが帰国した。3週間のブランクがありながらなんとか練習を行った。そのせいかダンサーと息があわず、第二形態も未完成という中でダンサーの不満は爆発した。