都内のカフェでは、2か月前から、レジに椅子を試験的に導入している。店では、事務作業や接客を座ったまま行っている。スーパーのレジ打ちなどでは、立ったまま接客を強いられているとして、労働組合「#座ってちゃダメですかプロジェクト」のメンバーが厚労省に改善を求める要望書を提出した。厚労省は今後、関係団体などに、現状を確認するヒアリングを検討したいとしている。厚労省の労働安全規則では、就業中に座る機会があるときは、労働者が使える椅子を備えなければならないとされている。業界の通例があり、椅子の導入は進んでいない。海外では、座ったままの接客が一般的になっている。