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「トレタ」 のテレビ露出情報

先週、東京・港区のオフィス街にある居酒屋では会社の忘年会が行われていた。ことしは大人数の宴会の予約が少ない。飲食店に予約システムなどを提供する会社によると、ことしの12月とコロナ禍前の2019年の12月の予約状況を比較すると10人以上の大人数の予約はおよそ1割減っていたことが分かった。一方、1人から2人の予約は5割ほど増え、少人数を好む傾向が見えてきた。
こうした需要を取り込もうと、少人数ならではの非日常体験を楽しめる新たなサービスが長野市のホテルで始まっている。この日、ホテルに集まったのは会社仲間の3人組。注文したのはディナー感覚で楽しめるハイティーというプラン。ハイティーは英国が発祥とされる食文化で、アフターヌーンティーより遅い、夕方から夜にかけて肉料理などをメインに楽しむティータイム。ホテルでは特別な体験をしてもらおうとコース仕立ての料理をシャンパンなどの飲み放題とともに提供している。この忘年会シーズンに連日、少人数のグループ3、4組の予約が入り、人気だということ。
また、プライベートの時間を大切にしたいといった声に対し忘年会を勤務時間内に開催する企業もある。広島県にある不動産会社。この会社の若手社員たちが自社の忘年会の準備で向かった先は会場となる旅館。今月下旬の開催を前に事前の打ち合わせや下見のために訪れた。こうした忘年会の準備もすべて勤務として見なされる。これまで飲食に加え、社員のチーム力を高めるためにビンゴ大会などのレクリエーションを実施。勤務時間外だと育児で参加しにくい社員がいることなどを踏まえ、できるだけ多くの人に参加してもらえるように4年前から始めた。また30万円ほどかかる費用は会社が全額支払う。負担をしてでもこうしたコミュニケーションの場を作ることが社員のモチベーションを上げることにつながると感じている。飲食業界に詳しい専門家は大人数での忘年会を控える傾向は今後も変わらないとしたうえでコミュニケーションを取ることの重要性を指摘する。

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