- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 山田大樹 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 近藤奈央 是永千恵
オープニング映像と出演者の挨拶。
今の臨時国会は今週21日の土曜日が会期末となっていて、参議院予算委員会で今年度の補正予算案の審議が行われている一方、衆議院では政治資金規正法の再改正を目指して議論が続いている。政策活動費の廃止について、自民党はこれまでに一部の支出先を非公開にできる「公開方法工夫支出」の新設を、「検討事項」として先送りする案を立憲民主党に伝えている。これに対し、立憲民主党の野田代表は「(「公開方法工夫支出」は)第2のブラックボックスになる可能性」と述べた。また、与党・公明党の西田幹事長も“自民党に対し野党と合意できる修正を促している”と明らかにした。このため、自民党内からは“「公開方法工夫支出」の撤回もやむをえない”という意見がある一方、“与党として引き続き必要性について理解を求めていくべきだ”という声も出ている。自民党は今の国会で政治資金規正法の再改正を図るためには、できるだけ早く関連法案を参議院に送る必要があるとして、「公開方法工夫支出」の扱いも含め調整することにしていて、与野党がどこまで具体的な合意点を見いだせるかが焦点になる。
北海道三陸沖後発地震注意情報は、北海道から岩手県にかけての沖合にある千島海溝と日本海溝、それにその周辺でマグニチュード7クラスの地震が起きた場合、その後の巨大地震の発生に注意を呼びかける情報で、運用が始まってからきょうで2年。ことし8月に発表された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)と同様、発表から1週間は日常の生活を維持しつつ、避難経路や家具の転倒防止の確認などの対応が呼びかけられる。対象は、北海道から千葉県にかけての182の市町村。東京大学大学院・関谷直也教授の研究グループは、先月から今月にかけてインターネットでアンケート調査を行い、全国のおよそ9400人から回答を得た。この中で、南海トラフ地震臨時情報と同じような内容だと知っていたか尋ねたところ、全国では「知らなかった」が65.6%、「知っていた」は13.3%で、対象となっている地域でも、「知らなかった」が59.3%、「知っていた」は20.1%と2割にとどまった。南海トラフ地震臨時情報と同じような内容だと知っていたか尋ねたところ、全国では「知らなかった」が65.6%、「知っていた」は13.3%で、対象となっている地域でも、「知らなかった」が59.3%、「知っていた」が20.1%だった。
渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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- 渋谷(東京)
民間の信用調査会社・帝国データバンクによると、ことしの全国の居酒屋の倒産は先月の時点で203件と過去最多となる見通し。大人数の宴会控えや物価高による節約志向の高まりなどが要因と見られている。飲み会を巡る価値観に変化が出る中で、今どきの忘年会事情を取材した。
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- 帝国データバンク
先週、東京・港区のオフィス街にある居酒屋では会社の忘年会が行われていた。ことしは大人数の宴会の予約が少ない。飲食店に予約システムなどを提供する会社によると、ことしの12月とコロナ禍前の2019年の12月の予約状況を比較すると10人以上の大人数の予約はおよそ1割減っていたことが分かった。一方、1人から2人の予約は5割ほど増え、少人数を好む傾向が見えてきた。
こうした需要を取り込もうと、少人数ならではの非日常体験を楽しめる新たなサービスが長野市のホテルで始まっている。この日、ホテルに集まったのは会社仲間の3人組。注文したのはディナー感覚で楽しめるハイティーというプラン。ハイティーは英国が発祥とされる食文化で、アフターヌーンティーより遅い、夕方から夜にかけて肉料理などをメインに楽しむティータイム。ホテルでは特別な体験をしてもらおうとコース仕立ての料理をシャンパンなどの飲み放題とともに提供している。この忘年会シーズンに連日、少人数のグループ3、4組の予約が入り、人気だということ。
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また、プライベートの時間を大切にしたいといった声に対し忘年会を勤務時間内に開催する企業もある。広島県にある不動産会社。この会社の若手社員たちが自社の忘年会の準備で向かった先は会場となる旅館。今月下旬の開催を前に事前の打ち合わせや下見のために訪れた。こうした忘年会の準備もすべて勤務として見なされる。これまで飲食に加え、社員のチーム力を高めるためにビンゴ大会などのレクリエーションを実施。勤務時間外だと育児で参加しにくい社員がいることなどを踏まえ、できるだけ多くの人に参加してもらえるように4年前から始めた。また30万円ほどかかる費用は会社が全額支払う。負担をしてでもこうしたコミュニケーションの場を作ることが社員のモチベーションを上げることにつながると感じている。飲食業界に詳しい専門家は大人数での忘年会を控える傾向は今後も変わらないとしたうえでコミュニケーションを取ることの重要性を指摘する。
独裁的なアサド政権が崩壊し暫定政権が発足したシリアを国連の特使が訪問した。特使はシリアの再建に向けて欧米などが旧政権に科していた経済制裁については解除する必要があるという認識を示した。アサド政権の崩壊から15日で1週間。シリアでは市民が徐々に元の生活に戻る様子も見られている。旧政権の支配下にあった北部の主要都市アレッポでは休校となっていた学校が再開され、久しぶりに登校した生徒たちが友人との再会を喜び合っていた。こうした中、国際社会によるシリアへの関与も加速していて、15日、国連でシリア問題を担当するペデルセン特使が首都ダマスカスを訪問した。ペデルセン特使は記者団の取材に対し、少数民族などを含むあらゆる勢力が参加する形で新しい国造りを進めるよう暫定政権側に求める考えを示した。暫定政権を率いるシリア解放機構について国連や米国などはテロ組織に指定しているが、ペデルセン特使は旧政権に対して欧米側が科している経済制裁については解除する必要があるという認識を示した。
能登半島地震の発生からまもなく1年。被災地には今も崩れた建物が残るなど復興には長い時間がかかると見られている。そうした中で伝統工芸の輪島塗。こちらも工房や職人が被災して大きな打撃を受けたが、本格的な生産の再開に向けた動きも活発化している。ふるさとの誇りを守りたいと歩みを進める漆器店の若手経営者の1年を追った。先月、輪島市に2台のトレーラーハウスが到着した。調達したのは田谷昂大さん33歳。老舗の漆器店の経営者。職人を束ね、輪島塗の生産販売を取りしきる役割の漆器店。田谷さんはここを新たな拠点にしたいと考えていた。1月、能登半島地震は輪島塗の店や工房に大きな被害をもたらした。田谷さんの漆器店は倒壊。機械や道具が壊れ、職人たちは仕事ができなくなった。先行きが見えない絶望的な状況。それでも田谷さんは生活の糧を失った職人を支えることを考えていた。まず始めたのは被害を免れた商品の確保だった。壊れていない輪島塗を売り、少しでも収入を得てもらうため。店が大切に守り続けてきた皿もそのままの姿で見つかった。僅かでも前向きな気持ちを取り戻せた瞬間だった。生産再開の道筋を探っていた3月。田谷さんは被災地を応援する東京のイベントに参加する。店から無事に取り出せた商品を販売。共に参加した職人には磨き上げてきた熟練の技を披露してもらい、輪島塗を必ず立て直すとアピールした。また前を向ける。田谷さんは少しずつ手応えを感じていた。
しかし9月。能登は再び大きな災害に見舞われた。記録的な豪雨で多くの職人が被災した。ここでは仕事の再開のために整備した小さな作業場が使えなくなった。たび重なる災害に翻弄される職人たち。田谷さんは安心して仕事をしてもらえる場が一刻も早く必要だと痛感した。そんな思いで田谷さんが仕掛けたのはトレーラーハウスを活用した工房。クラウドファンディングなど多方面からの寄付も集めて資金を確保。以前のように職人が同じ場所に集まって作業ができるスペースにしている。輪島塗を守りたいともがいた田谷さんの1年。まずはこの工房を本格的な生産再開への足がかりにしたいと考えている。田谷さんが準備を進めているトレーラーハウスの工房は、来年春ごろの開業を予定している。
「103万円の壁」による学生アルバイトなどの働き控えについて。これに関係している特定扶養控除は19歳以上23歳未満の子どもを扶養する親の所得から63万円が控除されるという仕組み。子の年収が103万円を超えると親の税負担が増える。パートやアルバイトの35%が特定扶養控除の対象となる学生アルバイトの大手外食チェーンでは、アプリで収入を管理しながらシフトの調整を行っている。去年11月には従業員の収入と103万円までに残額を可視化できるシステムを導入し、これをもとに店長が従業員と個別面談を行っている。「年収103万円」について、自民党、公明党、国民民主党は引き上げることに合意しておりどの水準まで引き上げるかが焦点となっている。
日本などが参加するTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に15日、英国が正式に加わった。日本と英国の間には、2国間のEPA(経済連携協定)がすでに発効しているが、TPPによって日本にとっては英国向けの精米や米粉などの関税が即時撤廃されるほか、建機用のタイヤの関税が即時撤廃される。米国ではすべての国に関税をかけると主張するトランプ氏が来月、大統領に就任するが、日本としてはTPPなどの自由貿易の枠組みを活用して、経済成長につなげられるかが課題となる。
元スペイン代表でヴィッセル神戸でもプレーしていたイニエスタが日本で引退試合を行った。元スペイン代表・シャビ、元ブラジル代表・リバウド、ロベルトカルロスも集まりピッチへ上がった。2010年のW杯南アフリカ大会ではスペイン代表として初優勝に貢献、ヴィッセル神戸では5年プレーして天皇杯優勝しクラブ初タイトルをもたらした。
カーリング軽井沢国際選手権・女子決勝:フォルティウス5−4スウェーデンチーム。フォルティウス・吉村紗也香は「勝ちきれたのは自信がついた」とコメント。
主なニュースは「中学生死傷事件 無差別に襲ったか」ほか。