4戦先勝のワールドシリーズ。1勝1敗で迎えた第3戦は歴史に残る大激闘となった。1点リードの3回第2打席ポストシーズン第7号ソロホームランでリードを2点に。しかし強力打線ブルージェイズが3ランホームランなどで逆転。その後、両チームが点をとりあい5-4に。1点を追う7回大谷第4打席同点となるこの日2本目のホームラン。しかし8回ドジャースはランナー2人を背負いピンチに。ここで佐々木朗希がワールドシリーズ初登板。ピンチの場面をピッチャーゴロでしのぐと、さらに次の回も無失点に抑え大役を果たした。その裏、大谷の第5打席は申告敬遠。試合は延長戦に突入。11回大谷第5打席、第7打席も申告敬遠。さらに4打席連続の申告敬遠。すでに試合開始から6時間を超え、ファンもお疲れモード。17回大谷第9打席はストレートのフォアボール。ポストシーズン新記録となる1試合9連続出塁と全打席で出塁した。想定外の延長にリリーフピッチャーが残っていないドジャース。するとベンチでは2日前完投勝利をあげた山本由伸投手が準備を始める緊急事態。延長18回裏フリーマンがサヨナラホームラン。ドジャースがポストシーズン史上2番目の長さとなる6時間39分の激闘を制した。今日行われる第4戦で先発登板する大谷。ワールドシリーズ自身初の二刀流出場となる。
			
