経済小説「ハゲタカ」をはじめさまざまな人間ドラマを描く小説家・真山仁が未来を切り開く開拓者に迫る。日本一高いスカイツリーが倒れないのもロケットが宇宙へ飛び立てるのもさまざまな計算による裏付けがあるため。社会の発展は数学によって支えられてきた。今、ノーベル賞候補とも言われる数学の天才が見えないものが見えるという世界初の物体内透視技術を生み出した。スマホなども入ったカバンの中から隠し持った拳銃だけが見える技術を駆使すれば空港でのあの面倒な荷物検査がなくなるかもしれない。数学で世界を変える男が目指すのはエジソン。今週は小説家の真山仁が和製エジソンを大解剖するという。