日本の美術界に突如浮上したがん作問題。描いたとされるのはドイツの天才贋作師。昨日、本人と名乗る人物に直撃すると、自分が描いたと主張した。今回、贋作の疑いがあるとして浮上したのは2つの絵画。これまで約120人の画家の贋作を描いてきたとされるベルトラッキ氏。この2つの絵画についても話を聞いた。本来、絵画は画廊からオファーを受けた美術館が学芸員を派遣し、絵の鑑定書や文献などを確認。様々な専門家の目を通して購入するというが、ベルトラッキ氏は、作品を作るために絵の歴史や作者のことなどを徹底的に調べてきたという。これまでに贋作で稼いできた金額は、日本円で約47億円。日本には、まだ自分の贋作があると話す。提供:高知県立美術館、徳島県立近代美術館。