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「トランプ氏 X」 のテレビ露出情報

大歓声の中、トランプ新大統領の就任イベントに登場したのは、実業家のイーロンマスク氏。詰めかけた支持者らに感謝を述べ、喜びを体全体で表現するマスク氏。その時に行った仕草が”ナチス式敬礼ではないか”と物議を醸した。マスク氏はSNSで「率直に言ってもっとうまい批判のやり方があるでしょう。みんな「ヒトラーだ」という攻撃はうんざりです」と反論。その一挙手一投足に世界中から注目が集まるマスク氏。選挙期間中にトランプ陣営に対し、約400億円もの献金を行い、トランプ氏の信頼を勝ち取った。新政権では新設された政府効率化省のトップに任命。国の予算を2兆ドル(日本円で約300兆円)のコストカットを目指している。世界一の大富豪としてビジネス界に大きな影響を与えてきたマスク氏。政界に進出して何を目指しているのか。その鍵は彼の生い立ちにあった。マスク氏は伝記本で「苦しみが原点」と語り、その訳は、出身地・南アフリカ共和国での幼少時代にあった。当時、アパルトヘイト政策や治安の悪化で社会不安がまん延していた時代。マスク少年は過酷な状況に置かれていた。体も小さく、友達関係もうまくこなせなかったことで、小学校ではいじめの対象となり、ひどい暴力を振るわれたという。過酷な環境は学校だけにとどまらなかった。いじめられ帰宅すると、父親からはやられた側にも問題があるとして、「大ばかだ」「ろくでなしだ」と罵倒されるなど、精神的な虐待を受けたという。こうした状況から逃避するかのように読み漁ったのがSF小説。学校や近くの図書館にあるSF本は全て読破。「もっと増やしてほしい」と頼み込んだことも。いじめや家庭環境という過酷な現実がマスク少年をSFという空想の世界へと誘った。中でもお気に入りは1979年に小説として発表され、後に映画にもなった「銀河ヒッチハイクガイド」。地球が消滅し生き残った主人公がヒッチハイクで宇宙を旅するSFコメディー。イーロンマスク氏は2002年に宇宙開発関連事業「SPACEX」創設。3度の失敗を経て、2008年9月、4度目の挑戦で成功。NASAとの大型契約にこぎつけた。トランプ大統領は就任式で「火星に星条旗を立てるんだ」と発言した。
トランプ政権で政府効率化省のトップに任命されたイーロンマスク氏。マスク氏はこれまで様々な効率化を図ってきた。マスク氏が自身の生産事業で掲げていたのが「要件はすべて疑え」「部品や工程はできるかぎり減らせ」「シンプルに、最適にしろ」「サイクルタイムを短くしろ」「自動化しろ」という効率化のための”5つの戒律”。2022年「ツイッター」の買収→人員削減。赤字削減のために実行した改革の一つが、週80時間のハードワーク。元Twitter Japan社長・笹本裕氏は経験を本にまとめ、現在はDAZN JapanのCEOを務めている。マスク氏が買収した日、すでに笹本氏の上司は会社を去り、5週間で約8000人から約1000人までリストラされる異様な状況だったという。仕事は増え、休日でもマスク氏から連絡が来る生活。笹本氏は肉体的な負担で退職。笹本氏は「自分が描いている世界観を実現するためには普通の時間軸で行くと到達しないことだと思うので…当然彼は見届けたいんだと思う」と語った。マスク氏が取り組むのは時間を浪費する規制の撤廃。海外メディアが報じたのはトランプ政権の移行チームの動きだった。マスク氏のテスラ社が反対する自動運転車の事故の報告義務を規制当局に撤廃するよう勧告を行ったと伝えた。さらに規制の破壊は言論でも。自身のX社で旧経営陣の下、Twitterが規約違反で凍結していたトランプ氏のアカウントなどを次々と復活させ、これまで行ってきたデマ情報などへの監視も大幅に緩めた。Meta社もフェイスブックやインスタグラムで行うファクトチェックの廃止を発表。上智大学・前嶋和弘教授は「過去にこれだけ利益相反した人は基本的にいないレベルだと思う。マスク氏の存在がさらに評価・再評価がされていく」と指摘した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年1月2日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
NHKスペシャル巻頭言2025 新・トランプ時代 混迷の世界はどこへ
2021年1月、連邦議会乱入事件が発生し、バイデン大統領は「アメリカの民主主義が前代未聞の攻撃にさらされている」と述べた。トランプ氏は、「彼らこそが民主主義にとっての脅威だ」と述べた。政治学者のエミリー・フィンリー博士にインタビュー。エミリー・フィンリー博士の著書「民主至上主義」を紹介。トランプ氏は、私は中東の混乱を終わらせ第3次世界大戦を阻止すると述べてい[…続きを読む]

2024年12月2日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングもっと知りたい!NEWS
G20後にトランプ氏との会談が実現しなかった石破総理、大統領就任まで会談を断ったトランプ氏だったが先月29日自身の邸宅でカナダ・トルドー首相と会談した。会談内容について上智大学・前嶋和弘教授は「トルドーさんとしては来年の1月20日の就任の日に関税をかけられると言われたばかりでまずいとトランプ氏と交渉に入っている。カナダは今回は必死」などと解説した。トランプ氏[…続きを読む]

2024年11月16日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
サタデーウオッチ9デジボリ
実業家・イーロンマスク氏はソーシャルメディア「X」を手がけ、今週には次期トランプ政権での起用が明らかになった。早速、Xに「政府を効率化するか米国が破産するかだ。政府を再び楽しくする」と意気込みを投稿。マスク氏これまでには、EVメーカー「テスラ」を立ち上げて世界トップのメーカーに成長させ、自動車業界のEVシフトを先導。さらに、「スペースX」を率いてロケット開発[…続きを読む]

2024年11月6日放送 17:30 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
米国大統領選挙の開票が進んでいる。勝敗の鍵を握るとされる激戦州7州あり、今、決まっているのが3州。今月、アリゾナ州で民主党が開いた集会。共和党員を取り込もうとカントリーオーバーパーティー(政党より国を)と銘打った。集まった共和党員などを前にハリス氏はみずからが選択肢になりうるとアピールした。ハリス氏の戦略の背景にあるのはトランプ氏に批判的な共和党員の存在。2[…続きを読む]

2024年11月6日放送 13:55 - 15:50 日本テレビ
情報ライブ ミヤネ屋(ニュース)
2017年1月、政治家や軍人の経験を持たない史上初の大統領となったトランプ氏。米国第一主義を掲げ、熱狂的な支持者を獲得。一方反トランプの声が噴出、国民を分断する事態となった。メキシコ国境に壁を建設、パリ協定からの離脱を決行。外交では金正恩総書記をロケットマン呼ばわりして激しく罵倒。その9か月後、史上初の米朝首脳会談が実現。2017年来日、安倍元首相との親密さ[…続きを読む]

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