米国のEV(電気自動車)大手テスラの決算。今月10日、完全自動運転のロボタクシー「サイバーキャブ」を初めて公開したが、サイバーキャブの事業計画など詳細が発表されず株価は一時およそ10%下落した。低迷を続けていたテスラ株だが、そこから僅か2週間。日本時間の今日、時間外取引で一時12%急伸した。株価を押し上げたのは日本時間の早朝に発表されたテスラの決算。テスラの純利益は1年前と比べて17%増え21億6700万ドル(およそ3300億円)に。売上高は8%増え251億8200万ドルだった。営業利益率は10.8%と1年前の7.6%から大幅に改善し1年半ぶりの高い水準となった。稼ぐ力が回復したテスラ。サイバートラックが初めて黒字化を達成したことも利益率の改善につながった。テスラの世界販売台数は3四半期ぶりに増加に転じ背景には販売の5割を占める中国で政府の補助金による需要拡大がある。
テスラの決算。販売の先行きについてイーロンマスクCEOは「2025年通期のEV販売台数は20〜30%伸びると思う」とコメント。テスラが量産を目指す自動運転タクシー「サイバーキャブ」は羽のように開くバタフライドアの2人乗りでハンドルやアクセルペダルがない。当局からの承認が得られれば来年からカリフォルニア州とテキサス州で導入すると発表した。さらに低価格EVモデルを来年前半に投入する計画に変更はないと強調。来年に投入予定の新たな運転支援システムでは人が運転するよりも安全な状態になる。SBI証券・企業調査部・遠藤功治部長は「期待値が半分で懐疑的なところ半分だと思う」とコメント。
テスラの決算。販売の先行きについてイーロンマスクCEOは「2025年通期のEV販売台数は20〜30%伸びると思う」とコメント。テスラが量産を目指す自動運転タクシー「サイバーキャブ」は羽のように開くバタフライドアの2人乗りでハンドルやアクセルペダルがない。当局からの承認が得られれば来年からカリフォルニア州とテキサス州で導入すると発表した。さらに低価格EVモデルを来年前半に投入する計画に変更はないと強調。来年に投入予定の新たな運転支援システムでは人が運転するよりも安全な状態になる。SBI証券・企業調査部・遠藤功治部長は「期待値が半分で懐疑的なところ半分だと思う」とコメント。