米国大統領選挙まであと3日。選挙結果を大きく左右すると言われているのが若者、女性たちの票。主要な争点となっている中絶問題の現場を取材。米国の首都ワシントンの名門校・アメリカン大学の学生を訪ねた。19歳の男子学生は、友人たちと自宅で集まっていた。友人2人はアメリカン大学の同級生。学生にトランプ前大統領を支持する理由を聞いた。男子学生は、バイデン政権下で物価高が進み、生活が苦しくなったという。授業のない日は共和党下院議員の事務所でインターンとして働いている。それでも日々の食費と家賃を払うのに精いっぱい。物価高はいつまで続くのか、若者たちは将来への不安を抱えて投票に足を運ぶ。男子学生は「共和党なら若者でも家が持てる。民主党では生活が厳しい。共和党に投票する」と語った。民主党・ハリス陣営は激戦州のペンシルベニアで集会を開いた。激戦州の中で最も人口が多いペンシルベニア。この州で勝利した候補が大統領選を制するとも言われているのだが。