ウィスコンシン大学のプラーシュ准教授は選挙戦の印象を学生たちに尋ねた。「トランプ氏もハリス氏もネット受けするネタでブランド化している」「トランプ氏がやつらを爆撃しようと呼びかければフォロワーは熱狂するがそれによって疎外される人も大勢いる」といった声が聞かれた。プラーシュ准教授は両候補ともそれぞれの政策テーマの体現者として自分をブランド化している、有権者はそれぞれのブランドと切り離して見ることができなくなっていると話した。前回の選挙後に起きた連邦議会乱入事件の翌日にクラスで議論をしたという学生は、襲撃が国にとって悪だということさえ全員で同意できなかったことに衝撃を受けたと語った。世論調査では、アメリカ人の27%が選挙後に内戦が起きる可能性があると考えていた。プラーシュ准教授は選挙後に国がどうなるか心配している有権者がほとんど、自分の身の回りで政治的二極化の影響を感じていると話した。