APEC首脳会議に合わせペルーを訪問している石破総理大臣が習近平国家主席と初めての会談を行った。会談で両首脳は「戦略的互恵関係」の推進を確認。また両首脳は福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐる日本産水産物の輸入再開について、これまでの合意事項を実施することも確認した。再開の時期について習主席から具体的な発言はなかったが、外務省幹部は“収穫の多い会談だった”との認識を示している。一方、米国トランプ次期大統領との会談については「具体的に決まっているものはない」と首相。複数の政府関係者によると、日本側は20日にフロリダでの会談を打診しているが、回答はないという。