日本銀行・氷見野副総裁は年始の企業トップの発言に「前向きな話が多かった」とした上で好調な企業収益、人手不足、最低賃金の引き上げなどを背景に「2024年度に続いて強い結果を期待できるのでは」との見通しを示した。また、今月20日に発足するトランプ次期政権の政策について「来週の就任演説で政策の大きな方向は示させるのでは」との見方を示し「少なくとも米国経済は当面強いパフォーマンスが続くとの見方が多い」と指摘した。こうした状況を踏まえ氷見野副総裁は「来週の金融政策決定会合で利上げを行うか議論し判断する」と明言した。