米国・トランプ大統領はスイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会、通称・ダボス会議にオンラインで出席し、「関税を回避したいのであれば、企業は米国で製品を製造すべき」「トランプ政権の米国ほど企業の成長にふさわしい場所はない」「米国で製品を製造するなら、法人税を21%からと15%に引き下げると強調」、FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策を念頭に「直ちに金利を下げることを要求する」述べた。20日の大統領就任後、FRBの政策について言及したのは初めて。トランプ大統領は「世界中で金利を下げるべきだ。世界の金利はわれわれに追随するべきだ」とも強調した。FRBは28日にFOMC(連邦公開市場委員会)を開くが、利下げは見送られるとの見方が強まっている。