通常国会がきょう召集され、石破総理大臣は施政方針演説で石橋湛山元総理による「反対党の協力を求め国会が真っすぐに行くように」という言葉を引用し、少数与党として野党の協力を得ながら国会を乗り切る決意を述べた。また国民民主党が求める103万円の壁をめぐる税制改正や維新が無償化を求める教育に言及し、両党の賛成を得て予算案を成立させる意欲をにじませた。さらに楽しい日本の実現に向けた地方創生2.0の推進、令和の日本列島改造を訴えた。外交については「トランプ大統領との間で安全保障や経済の諸課題について認識の共有を図り、一層の協力を確認し、日米同盟を更なる高みに引き上げたい」と訴えた。通常国会は6月22日まで。来週は与野党による代表質問が行われる。