石破総理大臣は、NHK「日曜討論」で、アメリカ・トランプ大統領と行った初めての日米首脳会談について「いい結果が出せた」と成果を強調した。日本製鉄によるUSスチールの買収計画に関しては「単なる買収ではない投資でありアメリカの企業であり続ける仕組みが検討される」との見通しを示した。トランプ大統領が今週にも関税に関する発表を行うとしていることについて「一方が搾取し排斥するような形は長続きするはずがない。日本とアメリカで本当に関税を引き上げるべき問題が今あるだろうか」と指摘。一方「会談では日本の自動車への関税については議題にならなかった」と明らかにした。日本の防衛費を巡って「（増額要求はあった？）ない。単に金額だけ増やせばいいということではなく、どれだけ地域の平和と安定に結びつくものか、何が必要なのかはアメリカに言われてやることではない」と述べた。