初めての首脳会談で互いをたたえ合った石破総理とトランプ氏。帰国後、石破総理は「トランプ大統領との相性は合うと思いますね」とした。首脳会談に向けて政府関係者は「周到に対策を練ってきた」と話す。訪米前には、外務省や防衛省、財務省の幹部らと連日、勉強会を行い「トランプ氏を否定しない」「結論は先に言う」などを確認。トランプ氏には、日本がアメリカへの最大の投資国で、雇用を生み出していることを伝えるため、データを記した地図やグラフなどを用意したという。更に準備を進めてきたのは、トランプ氏へのお土産は石破総理の地元・鳥取の人形店の金のかぶと飾り。外務省から最初に電話があったのは去年11月だという。政府関係者によると、トランプ氏が好む金色であるほか、トランプ氏が大切にしているという孫の健やかな成長への願いを込めたという。また首脳会談後の会見では笑いを誘い、質問をかわした石破総理。その国会では今日、今回の首脳会談での相互関税に対する質問が。一方、政府関係者は「日本への狙い撃ちは無かったが、今後どうなるか分からない」という。石破総理の対米外交は始まったばかり。