アメリカのトランプ大統領は3日、現在の円相場について「円安ドル高が進みすぎている」と問題視する発言をした。日本円と中国の人民元がドルに対して値下がりしていると指摘したうえで「私たちは非常に不利な立場に立たされている」と強調。「私は習主席や日本の首脳に電話し、自国通貨を切り下げ、破壊し続けることはできないといった」と述べた。トランプ氏はそのうえで「我々は関税で埋め合わせをする」とも述べた。トランプ氏は去年4月に為替市場で34年ぶりに円安ドル高水準を更新した際にも国内の製造業などの打撃になるとして「アメリカにとって大惨事だ」とSNSに投稿していた。