前代未聞の大統領同士の激しい“口論”。ウクライナのゼレンスキー大統領は海外メディアの取材に対して「(ロシアとの)和平合意はほど遠い」と発言。この言葉にアメリカのトランプ大統領は反発、自身のSNSでも不満をあらわにした。そのきっかけになったのがホワイトハウスで行われた首脳会談。ウクライナの和平へ大きな一歩となるはずが最後の10分間は非難の応酬に。ヒートアップしたのはバンス副大統領の発言からだった。外交の重要性を説かれたゼレンスキー大統領は反論。さらにトランプ大統領も加わり、口論は激化。トランプ大統領の突き放すような発言で会談は終了。トップ同士の決裂に世界が衝撃を受ける中、きのう新たな動きが。トランプ大統領がウクライナへの軍事支援の一時停止を命じたとアメリカの複数のメディアが報道。ブルームバーグ通信によると、停止の期間はウクライナが和平への誠実な取り組みを示しているとトランプ大統領が判断するまで。こうした中、口論のきっかけとなったバンス副大統領はFOXニュースに出演し会談を振り返った。また、重要な目標はゼレンスキー大統領とプーチン大統領の両者を交渉の席に着かせることだと述べた。日本時間のきょう午前4時ごろ、ゼレンスキー大統領はSNSで自身の思いを語った。