アメリカのトランプ大統領は14日、ウクライナでの戦闘の停止を巡って行われたロシアとの協議について、プーチン大統領と非常に生産的な対話をしたと述べた。トランプ政権が提示したロシアとウクライナの一時停戦案を巡りアメリカのウィットコフ中東担当特使が13日にモスクワを訪れ、プーチン大統領と非公開で会談していた。トランプ氏はSNSで「協議は生産的だった。停戦の大きな可能性がある」とする一方で、ロシア西部クルスク州の一部を占領するウクライナ軍がロシアの包囲によって「脆弱な立場」に置かれているとして、「プーチン大統領に人命保護を求めた」とした。ルビオ国務長官は現状は依然として「困難で複雑な状況」との認識を示した上で、今週末にも政府関係者が協議すると述べた。