挨拶の後、経済情報の値動きを伝えた。景気の先行きへの懸念が根強い一方、取引後半にかけてリスクオフムードが後退した。ダウは決算発表での業績見通しが嫌気されたナイキが重荷になり、一時500ドル以上、下落したが、次世代戦闘機の開発をめぐって、アメリカ政府と契約したボーイングが買われ、引けにかけてプラス圏に持ち直した。アメリカ・トランプ大統領が相互関税について、柔軟性があるとの認識を示したことで投資家心理の改善につながったよう。テスラの株価は、イーロンマスクCEOの発言が材料視されて5%高になり、この日のマーケット全体を支えた。