渡辺さんは「関税がかかると当然貿易量が減るわけですが、ただ実は、貿易量が減っているというのは今始まった話ではなく、過去15年ぐらい減り続けているんですね。何が起きているかというと脱グローバル化というやつが起きている。実は同じ現象過去にもあって、共通点は疫病や戦争、経済の停滞でした」、藤代さんは「日米の一株当たり利益EPSを、2015年を100としてみると、S&P500で見ると今だいたい2.2倍ぐらい、日本株はトピックスで2倍、日経平均ベースだと2.1倍。日本企業のその利益の拡大の背景には、まず一つ円安があり、鈍い賃上げ設備投資研究開発費、こういうのあるのは事実ですが、一旦その株価を考える上では、米国企業に引けを取らない利益水準であるということを認識しておく必要があると思います」などと話した。