南雲憲一郎空将を初代司令官として、自衛隊に「統合作戦司令部」が発足した。自衛隊ではこれまで、陸海空の統合部隊を任務に応じてその都度編成していたが、迅速な対応が課題となっていた。統合作戦司令部は全国の陸海空などの自衛隊を一元的に指揮する他、敵の射程外からの攻撃を可能とする「スタンド・オフ防衛能力」の運用を担う。今回の部隊発足は日米両政府の連携強化の狙いもあり、アメリカ側が統合作戦司令部の創設に合わせて在日米軍を再編成する。
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