北野一の解説。ちょうど1週間前に出たZEWの景況感指数も3年ぶりの高水準。今出てくるヨーロッパに関する指標は総じていいとは思う。ただ足元の金利上昇の影響ということを次の4−6月については注意しないといけない。今のアメリカの経済に関してはトランプ大統領の発言に一喜一憂している、それに対し下振れ懸念があるという状況だが、やっぱり10−12月に長期金利が1%ポイント上昇した影響というのは相当あるのではないか。そういう意味では2月に急上昇したヨーロッパの金利の影響というのを4−6月に確認しなくてはいけない。普段以上にこういうヨーロッパの経済指標は見ていかなくてはいけないのではないかと思っているなどifoについて解説した。内田稔はアメリカの個人消費が悪いのではないかときっかけとなったのが小売売上高と先月の消費者信頼感指数。今回もコロナ以降最悪の水準に迫るのではないかと心配されている。現況指数よりも期待指数の落ち込みが顕著。当面アメリカ経済はこういったソフトデータの悪化が実体経済に波及しないか要注意だと思うんどと消費者信頼感指数について解説をした。