アメリカ・トランプ大統領は韓国・自動車大手・現代自動車グループが今後数年間でアメリカに210億ドル(およそ3兆1500億円)を投資すると発表した。アメリカ・トランプ大統領はヒョンデ・チョン・ウィソン会長と会見をし今回の投資により、「年間100万台を超える自動車が生産されるようになる」とし、「この投資は関税が非常に効果的であることを明確に示している」と強調した。また、トランプ大統領は投資のうち58億ドル(約8700億円)は、現代自動車グループとしてはアメリカで初めてとなる製鉄所の建設に充てられるとし、新たに1400人以上の雇用が創出されると明らかにした。トランプ大統領はアメリカが輸入する鉄鋼やアルミニウム製品への25%の関税を発動していて、現代自動車グループとしては回避する狙いもあるとみられる。