ピクテ・ジャパンの大槻さん、あおぞら銀行の諸我さんがゲストだと紹介。アメリカ・トランプ大統領の発言について大槻奈那さんがスタジオで解説「市場としての反応が比較的穏やかなことは、一律で10%ということが、もしかしたら20%かもというところに対してのポジティブな反応。材料がある程度出てきたということだが、日本については厳しい印象。これからどういった形で日本が交渉していく余地があるのかどうか。24%になるとEU(ヨーロッパ連合)が20%で、それ以上で事前予想より高い印象を否めない。20%の関税になった場合、GDP(国内総生産)0.5%マイナスの試算になっているため、相当大きなものになりかねないため注視したい」。あおぞら銀行・諸我晃さんがスタジオで解説「きのうアメリカ・ベッセント財務長官から最大の税率を示し、その後に交渉は可能との発言が出ている。10%の関税はマイルドにとらえられ、リスクオン的にドル円は上昇。その後厳しいと株価も下落、ドル円も大きく反落」、今後の影響について「不確実性の点では会見である程度の関税の材料は消化できそうだが、今後も医薬品、半導体など品目別の関税、各国の交渉状況もあり、今後もヘッドラインのリスクは続いていくのでは」、FRB(連邦準備制度理事会)が金融政策の方向性を変えてくる可能性は?「アメリカ景気への影響がいつごろから出てくるのかが注目になってくる。インフレが急激に上昇しなければ、FRBは景気に配慮して利下げ方向の動きになってくる。そうするとドル円は下落方向、株価には下支える材料になってくるのでは」。