アメリカのトランプ大統領は2日、ホワイトハウスでの演説で「長い間待ち望んでいた解放の日だ」と強調し、相互関税の大統領令に署名した。全ての貿易相手国や地域を対象に一律で10%の関税を課した上で、関税率や非関税障壁などに応じ税率が上乗せされる。日本については実質46%の関税をアメリカに課していると主張して24%の関税を課すとした。トランプ大統領は「日本は46%の関税を我々に課し、自動車のような特定の品目はもっと高い」と述べた。トランプ氏は演説の中で繰り返し日本に触れ、自動車分野での規制やコメに高い関税が課されていると批判した。発動日時。自動車や鉄鋼、アルミニウムなどすでに関税措置が発表されている物品は今回は対象外となる。