丹治さんは関税に対するFRBの対処について「トランプはFRBに対して利下げと明確に圧力をかけている。本来関税はインフレの上昇と景気の悪化があるが、政権サイドは利下げを好んでいるのがポイントになると思う。一応FRBは独立してるので、どこまで影響するかは分からないが、過去にベッセント財務長官はFRBに対しあらかじめパウエル議長の次の議長を決めて、その人に積極的に発信させることでパウエル議長の発言の影響力を下げる“影のFRB”という言い方をしていたこともあって、強引なことをやってくる可能性もある。」などと述べた。石黒さんは下げのメドについて「シカゴ日経平均先物を見ると昨年8月を下回ってきているので、節目を割ると下値不安がさらに高まる。パニックのときは日経平均でいうとPBR1倍が2万7000円になるので、悲観一色になると底に行くオーバーシュートも見据えていたほうがいいと思う。」などと述べた。