イギリスとアメリカは貿易を巡り、米・バンス副大統領は両国の間で合意が成立可能性が見えてきたと明らかにした。ジョン産業相は成立の時期について詳細は語ってない。バンス副大統領はSNSに「イギリスとの合意に向け努めている。両国の国益に叶う素晴らしい合意に至れる大きな可能性が見えてきた」等と投稿。解説員によると、イギリスのEU離脱を巡りアメリカとの自由貿易の合意が取り沙汰されたが、今回は全面的な関税の引き下げではなく、ハイテクやAI、人工知能を巡る狭い範囲の取り決めとなる。スターマー首相がホワイトハウス訪問して以来、関税引き上げの回避を目指してきた。イギリスは他の国々と同様に10%の関税を課されている。自動車の関税は25%。この10%の関税は交渉対象ではなく、10%を超える関税を10%にまで引き下げられるかどうかが話し合われる。アメリカでのインタビューでトランプ大統領は他の国に対し、アメリカか中国かの選択を迫る可能性があると述べている。イギリスはヨーロッパとも交渉を続けている。アメリカとヨーロッパ両方と並行していくつもの交渉が行われる。