ワシントンからの中継。1期目のトランプ政権で通商交渉に携わった元高官は日本と早期に合意することで関税政策に批判的な反応を示す人々や金融市場にこれが正しい道なのだという強いメッセージを送る狙いがトランプ大統領にはあると指摘する。このため交渉はスピードを要求することとなる。早期の解決を目指すだけに日本の要求を受け入れる可能性もないわけではないが、日本との交渉が今後の基準になることから、厳しい要求をつきつけることも考えられる。また今後の交渉、日本は譲れる条件を増やしたくない考えでその一つが防衛分野となる。ある政府関係者はその要求があったことを示唆、日本は既に防衛力を強化し、交渉材料とするのは避けたいところ。また市場開放の麺でも損失を最小限に抑え、双方の利益につながる分野を見出したい。また解決の時間も重要となり、長引けば産業への影響も考えられ、安易な譲歩は避けたい。石破総理は国内事情を考慮し指揮することとなる。