日米による初の関税交渉の報告を受けた石破総理は交渉の早期妥結を目指す姿勢を改めて表明した。初の交渉にあたった赤沢大臣は「おおよそのテーマはかなり掴めたような感じはする」などと述べ、交渉の手応えを強調した。日米両政府は今月中にも2回目の閣僚級協議を開く方向で調整。日本側は米側が主張する自動車の非関税障壁の解消や農産品の高関税などを巡り、どのような対応が可能か検討を急ぐとしている。ただトランプ大統領は17日に「合意の発表は急いでいない」などと述べ、安易な妥協はしない姿勢を強調。厳しい交渉が続くとみられる。