トランプ関税をめぐる日米交渉で、トランプ政権は、牛肉やジャガイモ、コメなどの輸入拡大を取り上げた。30年以上前、アメリカがコメの市場開放を迫ってきたとき、農業関係者が国会の敷地に侵入してデモを行った。当時の宮和澤総理は、クリントン大統領に対し、5年間にわたって選挙に負け続けてしまうと訴えたという。政府は、ミニマムアクセスと言われる最低輸入量の受け入れを決定。現在、外国産のコメを年間77万トンだけ関税なしで輸入している。今回、トランプ政権の要求を受け、アメリカ産の輸入を6万トンほど増やす案が浮上している。農家は、日本がダメになってしまうと訴える。