トランプ大統領の不法移民政策。3月には南米のギャングのメンバーだとして数百人を国外追放するなど対策を推し進めているが、誤って追放された男性も出るなど混乱も起きている。また政府効率化省主導での政府規模縮小や名門大への助成金凍結など様々な方面でトランプ式の改革を進めている。不法移民の強制送還について小谷さんは「米国内での支持率は高い。民主党支持者の一部も賛同している」などと話した。トランプ政権の政策がこれまでのアメリカの政策や価値観をひっくり返すように見えることについては「”闇の政府”を打倒するという観点で見るべき」などと話した。また「民主党政権で格差が広がったことへの怒りが背景にある。共和党政権によって分断がなくなるのかどうかを数十年のスパンで見守っていく必要がある」などと話した。そして今後のアメリカにどう向き合うべきかについて小谷さんは「アメリカが同盟国に抱えている不満は一定程度合理的な部分がある。その不満を解消しつつ協力をさらに拡大することに力を入れていくべき」などと話した。