トランプ大統領はEUへの巨額の貿易赤字は容認できず交渉も行き詰まっているとして、EUからの製品に6月1日から50%の関税を課す方針を示している。トランプ大統領は25日、EU・フォンデアライエン委員長が”トランプ大統領と電話で協議した”と明らかにしたことについて問われると、「6月1日の期限を延長するよう求めてきた。私は合意した」と述べ、EUの要求に応じて7月9日まで期限を延長したことを明らかにした。その上で、フォンデアライエン委員長が”真剣な交渉に入りたい。速やかな解決に向けて取り組む”と応じたとして、交渉の進展に期待を示した。