- 出演者
- 合原明子
オープニング映像。
備蓄米の随意契約での売り渡しに関する詳細を発表。放出するのは令和3年と4年に収穫された計30万トンで、年間1万トン以上のコメを扱えるネット通販などを含めた大手小売業者を対象に、今年8月末までに消費者に販売する量について毎日申請を受け付ける。価格は平均でこれまでの平均落札価格の半額程度の60キロあたり税込みで1万1556円、5キロに単純換算で963円で売り渡すとしている。農林水産省は店頭価格は5キロあたり税抜きで2000円程度、税込みで2160円程度になると試算している。また、業者が希望する場所まで運んだうえでの引き渡しとし、政府が同量を買い戻すとした条件は盛り込まれていない。農林水産省はきょうから申請の受け付けを始め、今回放出する備蓄米は早ければ来月上旬にも店頭に並ぶ見通し。省内に発足したコメ価格高騰に対応する新たなチームに対し、小泉農相は「いま最も国民が農林水産省に求めている仕事は何か。最優先課題は間違いなくコメの価格を安定させること。ともに結果を出していこう」と述べた。
アメリカのトランプ大統領は日本製鉄によるUSスチールの買収計画について23日、自身のSNSに投稿し、両社のパートナーシップを承認する意向を明らかにしているが、会社の所有形態など詳細は分かっていない。この計画についてトランプ大統領は25日、滞在先のニュージャージー州で記者団から問われ「アメリカに支配されるだろう。そうでなければ私は取り引きしない」と述べた。また、日本製鉄については「とてもよい会社だ。どうなるかは分からない。しかし、これは投資であり部分的な所有権を持つことになる」と発言した。最終的な結果がどうなるか分からないとも述べて、来月5日の期限に向けて検討していることがうかがえる。アメリカメディアのブルームバーグは”大統領が具体的に何を承認したのか、いまだに不確かな状況だ”と伝えている。今後、トランプ大統領が日本製鉄にどれぐらいの株式の取得比率を認めるのかが焦点となる。
大関・大の里は夏場所で14勝1敗で優勝。大関として2場所連続優勝で横綱昇進を確実にした。大関・大の里は「全勝優勝を達成できるように気持ちの持ち様もまたコントロールして次に向けて頑張りたい」と話した。大の里の横綱昇進はきょう夕方の横綱審議委員会などを経て、あさって正式に決まる。
トランプ大統領はEUへの巨額の貿易赤字は容認できず交渉も行き詰まっているとして、EUからの製品に6月1日から50%の関税を課す方針を示している。トランプ大統領は25日、EU・フォンデアライエン委員長が”トランプ大統領と電話で協議した”と明らかにしたことについて問われると、「6月1日の期限を延長するよう求めてきた。私は合意した」と述べ、EUの要求に応じて7月9日まで期限を延長したことを明らかにした。その上で、フォンデアライエン委員長が”真剣な交渉に入りたい。速やかな解決に向けて取り組む”と応じたとして、交渉の進展に期待を示した。
ウクライナとロシアはトルコでの直接協議の合意に基づき、25日までの3日間で最大規模の捕虜の交換を終えたとしている。しかし、ロシアは25日にかけてもウクライナ各地に300機近くの無人機や70発近くの弾道ミサイルなどによる攻撃を続け、軍事侵攻後最大の空襲とも伝えられている。こうした情勢についてアメリカ・トランプ大統領は「プーチンのしていることが不満だ。多くの命を奪い、まったく理解できない。彼とはうまくやってきたが、街にロケットをうちこみ人々を殺害している。まったく気にくわない」と述べた。ウクライナとロシアの仲介にあたるトランプ大統領は今月19日の電話会談でプーチン大統領が即時停戦に応じなかったことを受けて、”何も進展がなければただ身をひくだけ。これは私の戦争ではない”と述べるなど不信感を募らせているとみられ、この日もロシアへの追加制裁に踏み切る可能性を否定しなかった。
福井県越前市出身の国際政治学者・若泉敬氏は1972年の沖縄返還を前に、当時の佐藤栄作首相の「密使」として外務省と別にアメリカ側と秘密交渉にあたり返還を実現させた。亡くなる2年前の1994年に自身の著書で”有事の際には核兵器を再び持ち込むことを認める”という「密約」があったと明らかにした。越前市などによると、沖縄に寄贈されるのは親交のあった福井県内の男性が保管していた遺書で、沖縄の「慰霊の日」にあわせて書かれた。返還後も変わらず米軍基地が集中する沖縄の現状に強い自責の念を抱いていたとされ、沖縄県民に宛てた便箋5枚の遺書には「歴史に対して負っている私の重い『結果責任』をとり自裁します」などと書かれている。戦後80年の今年、遺書を保管していた男性が寄贈を申し出て今年9月以降、沖縄の公文書館に寄贈され公開される。
今月21日、北朝鮮北東部の造船所で駆逐艦が進水に失敗した事故。現場を撮影した衛星画像には横倒しになって水に浸かっている駆逐艦を覆うように青いシートがかけられ、周辺に多くの船舶が集まっている様子が確認できる。北朝鮮メディアは船体のバランスを回復する作業が計画どおりに進められていると伝えている。この事故をめぐり、きょう付の北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は司法機関が党中央委員会軍需工業部の副部長1人を新たに拘束したと伝えた。拘束は事故調査グループの報告書に基づいて行われ、副部長について「重大事故の発生に大きな責任がある」としている。事故について金正恩総書記は”犯罪的な行為だ”と批判し、来月下旬に開催する中央委員会総会で責任問題について取り上げる考えを明らかにしている。
おととし9月に受けた右ひじの手術から投打の二刀流復帰を目指すドジャース・大谷翔平がバッターを相手に投げた。のべ5人を相手に22球を投げ、ストレートは最速156キロ。復帰へ向け、また一つ段階を上げた。
メッツ戦で今月ここまでホームラン10本の大谷と防御率1点台と好調の千賀の対決が注目された。大谷は第1打席に今季4本目の先頭打者ホームランとなる18号ソロ。この時点で両リーグを通じ、トップの選手たちとホームラン数で並んだ。続く3回の2打席目、持ち直した千賀が力を見せた。試合はメッツが逆転勝ちし、千賀5勝目をマーク。防御率はリーグトップに立った。メッツ3-1ドジャース。千賀滉大は「大谷選手だけじゃなくて、ほかのバッターもすごい選手がたくさんいる。いい当たりをなるべく少なくして、いい仕事ができればなと思う」と話した。
大谷と同学年、カブスの鈴木誠也も今月絶好調。同点の8回、今季14号のスリーランホームラン。鈴木の豪快な一打が決勝点でチームを勝利に導いた。カブス11ー8レッズ。
株式情報を伝えた。
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