トランプ大統領の追加関税に関してスタジオで解説。アメリカからみてブラジルの貿易は黒字だが、50パーセントに引き上げた理由について、貿易よりもボルソナロ氏の裁判について魔女狩りと強調したことに注目。これに対しルーラ氏は対抗措置も辞さない考えだった。関税の交渉について他の国で注目されるのはEU。トランプ大統領は8日に最近EUとの交渉はうまく行っていると話している。これに対しEUは10パーセントの一律関税を容認し、暫定的な大筋合意の可能性を示唆している。この交渉に対し、ドイツやイタリアなどは交渉の早期妥結を望んでいるが、フランス、スペインなどは安易な妥結に難色を示している。アメリカは4月に90日間で90のディールを目標にしていたが、合意成立したのはイギリスとベトナムだけである。