日本時間の今夜7時すぎ、中国の国営メディアは「習近平国家主席とキム総書記が首脳会談を行った」と伝えた。会談の詳しい内容は、今夜9時すぎの段階では明らかになっていない。両首脳が会談したのは、習主席が北朝鮮を訪問した2019年6月以来。中国ではきのう日本との戦争に勝利した80年の記念の場して、大規模な軍事パレードが行われていた。キム総書記はこれに合わせて北京を訪れていて、ロシアのプーチン大統領や各国の首脳とともに一連の行事に出席。習主席と言葉を交わす様子も見られた。会談に先立ち中国外務省の報道官は記者会見で「中朝関係や共通の関心事について突っ込んだ意見を交わす予定」としたうえで、「両国の最高指導者の会談は重要な意義がある。中国は両国の戦略的なコミュニケーションを強化し、中朝間の伝統的な友好協力関係を絶えず前に進めていきたい」と強調していた。今回の首脳会談について中国は北朝鮮との友好関係を首脳間で確認し、今後アメリカのトランプ大統領との首脳会談に向けて中朝間の結束を示したいねらいがある。一方北朝鮮はウクライナ侵攻などをめぐりロシアとの関係を強化する中、ギクシャクしているともされた中国との伝統的な関係をアピールしたい思惑があるとみられる。
